今さらな観劇・感想

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カタシロRebuildを観ました、と一個前の記事に書きましたが・・・

カタシロは回ごとにゲストが違うのでとりあえず3個見たんですよ。驚天動地倶楽部が出ているものははずれがないだろうと思って、JB、ペレ夫、小ka栗ショーン各位の登場する回をとりあえず観ました。

ショーンさんのを最後に観たんですが・・・

とりあえず以下はネタバレを含んだ感想を書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めちゃくちゃ泣いてしまった・・・

前半はショーンさんの普段のRPみたいな感じでコント風味なんですが、舞台の設定はちょっとずつ不穏な中でそれが進む。隣の部屋から姿は見えないが幼い少女アユミの声がする。短い間ながら会話をして、約束をする。

他の二人よりも、記憶というか設定がそれなりにあったこともあり、アユミとの約束にも重さがあるように感じた。お母さんはいないんだけど、というところからも優しい返答がまた・・・

そして三日目、アユミの姿を目にして、ここはみんな言葉を失いつつも悟られないように話を続けるのだけど、ここの空気感が一番好きだ。ひりつく感じもあり。

その後の展開が、本当に良かった。3人の中では一番良かった。

体を譲って機械の体で行くのか?

そこはやはり受け入れられないのが当然だろうという所を、ほかのお二人はTRPGに慣れてしまっているからか、あっさりとOKしてしまっていた。ショーンさんは、受け入れられずに医者を非難し、叫びつつも一方で「俺の本心は・・・二日しか喋ってないけど、あんたの娘の幸せも、ちょっとは願っちまった・・・」と「人をだますのが、役者の仕事ですから・・・そう考えたら、肩の荷おりますか」

対してディズムさんも「君の夢は、自分の体で主演男優賞を取ることじゃないのか」「君のことがわからない、私をだまそうとしてくれているんじゃないのか」

娘のために体が欲しいと思っていながらも、相手のことも無視しきれない返事をしてしまう医者の役・・・ここで素直にありがとう、いただきます、じゃないところが良い。千秋楽だから洗練されてきたのかもしれないけど。

しびれるし、泣いてしまう。

最後のセリフを聞くと、でもマコトはやっぱりちょっと悲壮感あるなと思う。そうは言ったが割り切れなかったような感じ。自分に言い含めるような・・・

 

最後のセリフに関していうと、ペレ夫さんのセリフは良かった。そういうオチを思いつくの、すげー、即興のはずなのに・・・!という驚き。

 

第2回が今後予定されているらしい。ぜひ見たいものだ。

 

あまりに良かったので忘れないうちに書いておこうと思って一気に書いた。