12/13-15

抜けているところの覚え書きをしよう。

12/13は粘液嚢腫の切除だった。
後爪郭の尺側の腫瘤だったが、MRIを見ると母指IP関節の撓側に繋がってそう。斜めに切開してピオクタニン注射して切除。IP関節の関節包から広く立ち上がっていて、どこが茎部なのかわからない。茎などなかったのかも。骨棘を少し削ってみたが、効果あるか…

12/14はDFSP+SCIP。のはずだったがSCIAがかなり細かったとかでSIEAに。足背に繋ぐかと話していたらそれはないだろ(スリッパが履けなくなる、とのこと)と言われ後脛骨へ。でもあの部位なら足背になる前の前脛骨だったか…?前脛骨だったら別に良かったらしい。
結局後脛骨に端側吻合。静脈は伴走している静脈2本へ。flapの伴走静脈の一本が細くて足のVとサイズが合わないのでこれも端側に。ICGをするとVから帰ってこない…Aは入ってそうなのに。結局、SIEVを繋ぐ時に足側のVをあまり剥離せずに繋いだので、吻合する時に裏がけしてしまっていたようだった。
SIEVの還流が悪いからおかしい、と言われてしばらくいじっていたが変わらず。血栓があるわけでもなさそうだし…結果的にはAの攣縮か、もう一本のVがちゃんと開通していたのでそっちに流れていたから、のよう。普通にSIEVをつなぎ直して終わり。
今の所全く問題なく生着してくれている。良かった。
反省としては、ビビらずちゃんと剥離しろ、ということ。

12/15は外勤。朝に皮弁をチェックしてから。
電車が明らかに混むようになってきている。全く座れない。ドア閉まらないから鞄を引け、というアナウンスを久しぶりに聞いた。
W先生の最近の下顎骨形成は顎間固定をしてからやる。下顎骨を前方に引き出してしゃくれさせた位置で固定して切ると、下顎角が前方に出てきて切りやすいとのこと。
早めに終わったが、病院に戻ったのは夕方過ぎてから。皮弁チェック問題なし。