忘れないうちに

先輩にお誘い頂いて飲み。

自分と先輩とで全然違うな、と思うところで勉強量もそうだし派閥の隆盛、戦局の読みがあるなと思う。
誰が次の教授になりそう、とか、教授選の前には論文をとりあえず皆数だけでも出すようになるとか。
業績がこの人はこうだからなるかも、この人は足りないから教授の枠ではない、とか。

全然そういうところは追ってないので…そうなのかーと思うことばかり。各ジャーナルを全部チェックしてるのかそれとも各先生方の名前でフォローしてるのか。APSのグローバルオープンはどうやって追ったんだ?謎。

先輩と自分とでは、教授の入れ代わりという割と大きなパラダイムシフトがあったタイミングなので、それで認識が違うのかなとも思うけれど、おそらく先輩が割とその辺りに意識的というか把握されてるんだろうと思う。大学にいた時の他の先輩はそこまで把握してなかったので。

もう少しその辺りを追いかけた方が良いのだろうか?同期でそこまで自覚的な人はいないような気がする。自分がじゃあ大学のポストに食い込みに行きたいか?というと、そんなに…趣味に時間を使いたいな…なので、ルートが別なような気がする。
同期の彼の業績が既にある程度ある事を考えると、あんまり勝負にもならないのかなとか思ってしまったり。一方で、あと十年くらいで劇的なパラダイムシフトが出るんじゃないかという話もあった。そこを見極めて乗れるかどうかだと。やっぱり再生医療何じゃないかとも思うけど、再生医療のどこか、でまた違うのでその先だろうか。

他方で、ある程度日本で先進的な業績を出す人は家庭を顧みないような印象があり…家庭を持ったらそこに時間を取られて最先端に出ていけないのか?それって仕組みとしてどうなんだ?と思ったり。今は家族どころか交際もないけど、個人的には家庭をちゃんと大事にしたいと思うのだけど、その時点で勝負から降りることになるのだろうか。

先の人生について、どこまで考えておくべきか?業績がなくても家族を養えれば別に正解でないか?
少し前からのテーマである。どっちに進むべきか?